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2008-06-27 (Fri)

あなたの言葉が耳から離れなくて
そっと涙を流した
私が生きている世界は
雨が今も降り続いているようで、





「菜穂ちゃんまだ、あいつのこと好きなの?」

先生はグランドで部活をしている後輩を眺める私にそう訪ねた。
私はその問いには何も答えずに視線だけ先生に向け目で返事をした。

「菜穂ちゃんも長いな。」

先生は困った様でも少し寂しそうにぼんやりと呟いた様に見えたが、
サングラスをかけた先生の瞳は見えなくて本当は何をみていたかは分からない。
ただわかるのは、先生の声が少しさみしそうになっていったこと。
私はそんな先生の顔を見てまたグランドに目を向ける。
私の視線の先に移るは彼とあまりにつかない妹の姿。
彼に似ていないけどどこか同じ気がする。本当に気だけれども、


「好きだけど、諦めてる気持ちもあるよ。
でもこうやってみていると、
どうしても後少しの所であいつの優しさに甘えてしまうんだよね。
駄目って分かっているのに」

私は重く閉じた口を開き一つ一つの言葉の意味を
理解しながらゆっくりと先生に語りかけた、
先生が私の話をどんな表情で聞いていたかは、知らないけど。

私は 別に そんな事気にしなかった。
ただ、先生の目を見るのが嫌で、
そっと瞳を閉じた。

アキラメタクナイ デモ アキラメナイト 

キミハキット ワタシヲキラッテシマウヨネ
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