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2007-08-02 (Thu)
日常だった、
彼と二人で同じ道を歩くのは
まっすぐあるいて突き当たりに私と彼が好きな公園がある。
大きな公園で、夕方になると小学生ぐらいの子供達で賑わっていた。
そこにある小さなベンチ。
隣には大きな木があって心地よいと感じる。
このベンチはいつのまにか私と彼のお気に入りになっていた。
私は右側 彼は左側。
場所はいつもの指定。
これも日常で、でも決めた訳ではない。自然と決まっていただけ。
別になにかしにきた訳でもないし、
かと言って何もないわけではない。
ただこれが日常だから。
私は赤いカバーの着いた文庫本を、彼は青いカバーが着いた文庫本を読み始めた。
これもいつもの事。
ただただ黙々と読んでいるだけ。
それだけで本当に幸せ。
隣に君がいるだけなんだけどね。
ふと目の隣を見た。
君は私の事など気付きもせずにずっと本を読み続けている。
その横顔もまた格別で、
大好きと叫びたくなってしまう。

『ねぇ』

少しだけ彼の意識をこちらに向けようと言葉をかけたのに。
『んー』

彼はチラトこちらをみただけだった。

『ねぇ、好きだよ』

そう言うと彼は、はぁとため息をして諦めたように本を閉じてベンチの上におきこちらをみてきた。
『好きなだけ?』

悪ガキのように微笑む君。

『んー大好き』

『俺は愛してるよ』
彼はそういうと、頬に柔らかい唇を触れた。
言うまでもなく私の体温は上昇した。
これもただの日常。
でも特別な日常。

だって私には君と過ごす日常程美しい物はないから…

『私も愛してるよ』
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