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2007-08-30 (Thu)
最後の 涙 最後の笑顔
最後の言葉

全てが一瞬で終わりを告げた あの時

また会う日まで END
 あの愛をもう一度 貴方に、

「さよならっていう気はないけど。
 やっぱりお別れはさびしいものね」

最後のよる彼女はそういった。

まっ白い部屋にまっしろいベット。
そこに座るやさしい笑顔。
ふっとその笑顔から声がもれた。

「そんな悲しい顔しないでいいの。」

花のようででも太陽のように明るい彼女はそうやって笑った。


「あんたはね。ただ私の最高の笑顔を覚えてなさい」

またいつものように命令口調。

いい加飽きたけど。もっと話してほしい

「はあ。あんたはどうしていつもそうなのかしら。
 私の言うことを聞いてくれはしないのかしらね。」

大きくため息を付きやさしい瞳が僕をとらえた。

その目を離さないで

「ほら。いい加減笑わないと。」

彼女はまた笑顔を作った。

とても綺麗ではかなくて

僕はその笑顔をに惚れたんだ。

「もー。いい加減にしなさい。
 この調子だと私がいなくなってからが心配だわ。」

なら いなくならないで。

ずっとそばにいてよ

「もう。本当にお願い。最後に笑って見せてよ。
 じゃないと私心残りができるわ。」

そんなこと言われても

「あのね。私たちはお別れをするわけじゃないのよ」

彼女はいつもの強気の瞳に戻った。

「あたしはね、この世界からいなくなるわけではないの。
ただすこーし遠い世界にいくだけよ。
だから、だから、笑ってよ。」

彼女の瞳からは雫が落ちた。

それがとても美しくて

「それで。時期が来たらあたしが迎えに来てあげる。だからそれまで笑っていてよ」


彼女は微笑んだ。










僕が彼女の笑顔を見たのは



それが最後だった
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2007-08-26 (Sun)
愛してたよ いつまでも


その日まで ずっと 元気で


真っ青な空の下を私はのんびり歩いてた。
別にどこへ行きたいわけでもないし、かと言っていく場所がないわけでもない。
ただ、ただ探したかっただけなのかもしれない。
自分の生まれた街の大通り 生まれた病院。
ただただなんとなく歩いてただけ。

道端で女の子にすれ違った。
ピンクのランドセルにうっすら茶色がかった
やわらかそうな髪の毛を二つくくりにしていた。

小さな男の子に出逢った。
幼稚園にかよっている年齢ぐらいで、とても可愛かった。
小さな手に小さな花をもって好きな子のところにでも行くのだろう。
笑顔がいとおしかったよ。

何もない空き地の隣を通って、小さな喫茶店をみつけた。
中には入ることはしなかったけども
きっと中は可愛くて優しい店長さんがいる、
外見がそんな感じで分かった。

道の先にあったひまわり畑。
皆太陽に向かって美しく咲いている。
綺麗だねっと隣にいた老夫婦が話し合っていた。
その老夫婦はお互いの事を分かりきっているような笑顔で笑いあった。
笑顔がとても綺麗で、心に残った。

そのまま歩き出して、迷いそうになったけど
今日は迷っても迷子にならないと思った。
とりあえず。今日は何もいらない気がしたんだよ。
適当なところで右に曲がって次は左に曲がって
最後は真直ぐ歩いていく。
そんな単純なまま歩いていた。

そして見つけたんだ、私の探していたもの。
小さな墓地についた。街はずれのしぜんに囲まれた綺麗な墓地に、
ただただ、私は歩いたんだ。
本当に見つけることができたよ。
あの人のお墓に。

「お久しぶりね、元気してたかしら?」

返事の来ないことなど本当は分かっていた。
でもなぜかこの声が君に届くような気がして。

「ごめんね。中々これなくて、心の整理って結構難しいのよ」

だっていきなりあんた消えちゃうのだから。
あんたが悪いんだからね。

「あ。そうだ。あのね、私この街から出ようと思うの」

ごめんね。この街は大好きだよ。
そうしたらあんたに会えなくなるけどね。

「あんたを忘れれないからじゃないのよ。
ただね、あんたが見ようとして夢を私が見たくなったから。」

忘れないでいい方法これしか分からなくて。
すこし君から離れるのは怖くて、つらくて、

「だから、待っててね。きっといつか此処に帰ってくる」

だからさよならは言わない。
結ばれることのない運命だとしても、
私には君がいたから、この街があるから
もう一度此処に帰ってくる。

どんなにつらくても 悲しみを味わっても
いつか笑える日が来るはずだから
今私は旅立つ。
もう一度此処に帰ってきたときに
君にたくさんのお話を話してあげたいから。
この街で生まれ育ってよかったと思いたいから。

だから、私は行くね

きっといつかまた笑い会える日がくるから。

その日まで ずっと 元気で、

end
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2007-08-26 (Sun)
それは、真夏のある日のことでした。
今日はいつにましても暑い。
ならばあの彼女も機嫌が悪い。
と僕の予想だった。
今日は会いたくないんだが。
いや。別に彼女の家にクーラーが無いというわけでもないし、
というか彼女の部屋はいつでもクーラー効いてる。
だって彼女は熱いのが嫌いだから。
環境に悪いのではないですか。
とか思いつつ文句を言うことはできないけれども。

時計は2時に差し掛かった。
もうすぐ彼女が来る時間。
なぜ来るかと理由は簡単で。
今日は僕の両親も彼女の両親も家にいない。
ということなので今日は彼女が
手作り料理を作ると張り切っていた。
実は久しぶりに彼女の料理を食べます。
それよりあまりに遅くないだろうか。
さすがの僕も我慢できない。

と、いうわけで彼女の部屋に行って見ることにした。
隣なのでベランダを通ればすぐなのです。

ベランダから部屋をみると
彼女の部屋のガラスドアには鍵が掛かってなかった。
だが、一応は女性の部屋。
ノックをしてからドアを開けた。

…。誰もいない。

彼女はどこかに出掛けているのだろうか。
少し考えているとドアのぶが回り、部屋に上着を着てすこしおしゃれした彼女が入ってきた。
どこかに行ってみたようで。
彼女はびっくりしたような表情でこちらをみている。

「あんた。何やってるの?」

「何やってる?て貴方が約束を守らないから悪いんですよ。」

「約束?なんかしたっけ?」

彼女は上着をハンガーにかけながら応答してくる。

「お昼ご飯を作る約束を忘れていらっしゃるようで」

「そんな約束したっけ?」

「しましたよ。昨日。」

あーしたわね。と言い彼女はベットに潜り込んだ。

「しんどいんですか?」

「少しだけね。今病院行ってきたの。」
彼女は少し眠たそうに答えた。

「で?医者はなんだって?」

「風邪」

即答に感情も無い声で彼女は答えた。

「ならよかったですね。」

悪戯ぽく笑うと彼女は眉にシワをよせ大きな声をだした。
「よくないわ。」

珍しく真剣な顔で瞳には涙をためていた。

「何かあったんですか」

「何も無いけど。あたしの風邪が治らなかったらどうする?」

彼女は唐突に言った。
彼女の言葉に本当は頭がついていかなかった。
風邪は治らない病気ではないはず。

「大丈夫です。風邪はいつか治りますよ」

「風邪はね。」

俯きがちに目線は少しこちらに向けて彼女は言った。

「そうですよ。で、あなたは何が心配なのですか?」 「大丈夫なんかじゃないわ。
だって目が見えなくなったらあんたを見れない」

彼女は瞳を閉じて囁いた。

「耳が聞こえなくなったらあんたの声聞こえない
感覚が無くなったらあんたを触れない

そんなのあたし、堪えられない。」

今までみたことのないよな彼女の苦しむ素顔だった。


「そうですか。でも少し聞いてください。
もしあなたの目が見えなくなったら僕が音で貴方に言葉を伝えます。
もしあなたが耳を失ったらこの手で伝えます。


そして、もしあなたが全てを失ったら

心であなたにこの気持ちを伝えます。」

僕は彼女の目を真剣に見つめた。


「本当に・・?」

涙をためた瞳で彼女は花のように僕を見つめた。

「あ・・。ありがとう。」

彼女は綺麗な一筋の涙をながした。

その涙があまりにも美しくて僕はつばをのんだ。



このときの僕は

あの涙の本当の

理由を知らなかった











その何日か後。


彼女は入院をした

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2007-08-04 (Sat)
「ねぇ、蓮君。君は前世ってあると思う?」

彼女は唐突に質問した。

「前世?」

「そう前世。」

彼女朝倉美羽は堕天使の翼のような暗黒色の長い髪を風になびかせながら遠くを見つめている。
此処は午前中の学校の屋上。
今教室ではつまらない授業最中であって、
俺達二人はサボり組。
俺たちがサボり組になったのは少し前の今日と同じように風がそよそよと優しく吹きもう半袖でも過ごせそうな時期だった。
俺は一人屋上にいた。
つまりあれだ。サボリと言うやつだった。
ちなみに今は3時間目。
確か…今教室でやっている教科は数学のはずだ。
数学なんか正直やってられない。
俺文系だから出来なくても問題無いだろとか思っていた。
それにしても、サボリを一人でするのは寂しい所もある。
友達がいない訳でもないけど、別に特別親しい訳でもないのでサボリの時はいつでも一人だった。
まず、この進学校でサボリを探す方がすごい。
そんなことを考え太陽の光に照らされてうとうとなってきた瞬間。

ガチャ…
屋上の入口が開いた。

や、やばい、先生でも来たのか。

と思い息を潜めてドアを見つめると、そのドアから、一人の女子が出てきた。

じょ、女子…?

その女子が朝倉だったわけ。
そいつは屋上に入ると回りとキョロキョロと見回し俺と目が合うと、ニコッと笑いこちらへ近づいてきた。

な、なんで来るんだよ…。

「もしかして君もサボり?」

彼女はにぱっと微笑んだ。

「君もってお前も?」

彼女はうんとわらい俺の隣にすわった。
俺たちはこのときお互いのことをたくさん話し
今のような関係になった。
ちなみに彼女は一つ上で成績優秀。
どうしてあのときにここに来た理由は今も知らない。

「蓮君は前世とか興味ないの?」

「ん、ないな、朝倉は?」

「おい、先輩と呼びなさい。先輩とね。」

「いやだね。」

朝倉先輩。なんていえるわけが無い。
だって結構俺お前との年の差気にしてるわけで
朝倉は俺よりひとつ年上の先輩。
で俺の片思いの相手。

「くそ生意気ね。まったく。」

「まぁ、いいじゃん。で、前世がどうかしたのか?」

「なんか流された気がした。まぁいいけどね、んーとね」

「んーと?」

大きく広がった空を見上げながら少し考える彼女の横顔。
綺麗でもろくて可愛かった。

「あたしね。自分の前世が見えるの」

「見える?」

ふっと空を見ていた大きな瞳が俺を捕らえた。
綺麗な瞳と唐突の言葉に気がつくと俺は言葉を発していた。

「そう、いつも夢の中であたしはあたしでは無くなっていた」

「どういう意味?」

俺を捕らえていた瞳がまた空を見つめた。
その瞳が見ている空は俺が見ている空とは違う気がした。
なぜか彼女が遠い。

「しってる?人間ってとっても長い夢を見るときはね、
その人の前世をみているときらしいの。
それでね私も時々すっごく長い夢を見るの。
しかもなぜかその夢には楽しみや幸福感そして悲しみや苦しみ。
ついでに痛みも感じるという変なおまけ付き。」

「それって夢じゃないんじゃないの?」

「んー確かに。あたしもそう思いたいんだけどね。」

痛みを感じるだなんで夢じゃないそう思った。
けど彼女は蚊の鳴くような声でぼっそりとつぶやいた。

「で、朝倉の前世はなんだったわけ?」

「んっとね、ん?信じてくれるの?」

彼女は驚きを隠せないと言ってるように俺に聞き返した。

「信じるしかないだろ。それにお前他の人にそれ話したこと無いんだろ?」

「え、うん。」

「それなら信じるよ。お前が俺を信じてくれてるならば」

あ、ありがとうと彼女は少し戸惑いながらも優しく華のように微笑んだ。
あぁ。この感情を愛しいというのか。


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2007-08-02 (Thu)
日常だった、
彼と二人で同じ道を歩くのは
まっすぐあるいて突き当たりに私と彼が好きな公園がある。
大きな公園で、夕方になると小学生ぐらいの子供達で賑わっていた。
そこにある小さなベンチ。
隣には大きな木があって心地よいと感じる。
このベンチはいつのまにか私と彼のお気に入りになっていた。
私は右側 彼は左側。
場所はいつもの指定。
これも日常で、でも決めた訳ではない。自然と決まっていただけ。
別になにかしにきた訳でもないし、
かと言って何もないわけではない。
ただこれが日常だから。
私は赤いカバーの着いた文庫本を、彼は青いカバーが着いた文庫本を読み始めた。
これもいつもの事。
ただただ黙々と読んでいるだけ。
それだけで本当に幸せ。
隣に君がいるだけなんだけどね。
ふと目の隣を見た。
君は私の事など気付きもせずにずっと本を読み続けている。
その横顔もまた格別で、
大好きと叫びたくなってしまう。

『ねぇ』

少しだけ彼の意識をこちらに向けようと言葉をかけたのに。
『んー』

彼はチラトこちらをみただけだった。

『ねぇ、好きだよ』

そう言うと彼は、はぁとため息をして諦めたように本を閉じてベンチの上におきこちらをみてきた。
『好きなだけ?』

悪ガキのように微笑む君。

『んー大好き』

『俺は愛してるよ』
彼はそういうと、頬に柔らかい唇を触れた。
言うまでもなく私の体温は上昇した。
これもただの日常。
でも特別な日常。

だって私には君と過ごす日常程美しい物はないから…

『私も愛してるよ』
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